ネルソンにて。

色々とご心配をおかけするタイミングになってしまいましたが、無事にニュージーランド南島の小都市、ネルソンにやってきました。クライストチャーチは不幸なことに予想以上の被害を生んでおり、NZでも連日大きく報道され続けています(ちなみにこちらでは地方名をとってカンタベリー地震と呼ばれています)。というわけで、私も必然的に気を引き締めての出発となりました。



オークランドからちょっと小さめのプロペラ機に乗り込み(かつて2列シートかつ年季の入った飛行機に乗ったときに比べれば、4列シートに安定感さえ感じます)、低空飛行ならではの景色を楽しみつつ・・・



ネルソンへ。
ね、見るからに牧歌的な、平和な町でしょう。小鳥がさえずり、ちょうちょがひらひらと舞い、小川が流れて。海と山に囲まれた温暖な土地、しかも今は爽やかな夏、ということで、バカンスにやってくる観光客がたくさん。私もこれが完全なバカンスだったらいいのに・・・と思うことしきり。


久々にバックパッカーズプレイスに宿泊していると、様々な人たちとの出会いがあり、一人旅(厳密には一人調査)でも飽きることがなくてよいです。それにしても女性率&ヨーロピアン率(しかも何故かドイツ人率)の高さが目立って驚き。「歩き方」に載っている場所には日本人ばかりがいて「ロンプラ」にしか載っていない場所では白人率が上がる、というのが観光地の相場だから、同じような要因なのかなあ。


ときどき北米出身者が話しているのを聞くと、おっ、と耳が反応してしまいます。そのくらい、あたりを飛び交うNZ英語(Kiwi English)はイギリス英語が更に変化を遂げたものなので、「耳慣れない言葉」に聞こえるのです。ところでいつも、イギリス英語っぽく話さなきゃ、と思うと、つい口元が力んで、眉間にシワが寄ってしまうのは私だけでしょうか・・・。


この週末は調査のアポを取りつつ、今月締め切りの仕事を仕上げつつ(涙)過ごして、来週から本格的に始動します。