一昨日の正午過ぎ、カンタベリー地震から1週間が経ったことから、NZ国内全域で被害者への黙祷が捧げられた。
ネルソンの町もまた、その2分間は静寂そのものだった。
私もランチを中断し、カフェの人びとと共に黙祷。
2分という時間の中で自分の胸に去来したことを言語化するのは難しいのだけれど、結局のところ私たちは「こちら側の世界」にまだ取り置かれているのだから、その皮膚にあたたかな温もりやひりひりとした痛みを感じながら、歩んでいくしかないということだ。
そして日々は続く。
嵐の訪れを感じる日も
燃えるような夕暮れの日も。